ゲーム制作を続けていく上で、プログラミングの知識なしでは作れないものが必ず出てきます。そしてこれからの時代、必ず役に立つスキルの1つです。
本を買って勉強してもいいですが、すぐにでも無料でプログラミングスキルを身につけられる学習サイトがあるので、紹介していきます。
いきなりオリジナルのものを作ろうとしても分からないことが多い状態では大変です。
学習サイトでは、手順に沿って作っていけば完成するという点が大きいです。見よう見まねでも完成させた経験は、オリジナルのものを完成させることに繋がります。
目次
オススメの学習サイト
ドットインストール
動画形式で作るところを見せながら解説してくれるので、とても分かりやすいです。
僕も初めて使うプログラミング言語を学ぶ時は、このサイトを使っています。
応用系のレッスンなど有料プラン専用のものもありますが、入門系のレッスンは無料で受けられるものも多いです。
何から手をつけたらいいの?
レッスン一覧のページを見ると、いろいろなレッスンがあります。
何から手をつけたらいいか分からないという人にはJavaScriptをオススメします。
Webサイトが見れるPCさえあれば学習が進められるので、高性能なPCを持っていなくても問題ありません。
間違えている人が本当に多いのですが、JavaとJavaScriptはインドとインドネシアくらい別物です。
- 「HTML/CSSの学習環境を整えよう」で環境を整える
- 「はじめてのHTML」
- 「はじめてのCSS」
- 「はじめてのJavaScript」
HTML/CSSはプログラミングというよりデザイン寄りの内容ですが、特に近年はプログラミングの世界に足を踏み入れるなら避けて通れないものなので是非やってみて下さい。
ドットインストールの特徴として、1本の動画は大体3分くらいに収まっています。それゆえ、解説がそこそこハイペースに進みます。
分からなくなりそうだったら、一時停止して頭の中を整理しながら見れば大丈夫です。
ついていくのが大変、もっと自分のペースで学びたいと思ったら次に挙げるProgateがオススメです。
Progate
こちらも利用者の多い人気の学習サービスです。
ドットインストールに比べて無料レッスンの範囲は狭いですが、基礎を身につけるという点では十分です。
Progateを利用する場合もドットインストールと同様に、HTML/CSSからスタートして、JavaScriptを学習するのがオススメです!
Progateでは、スライドを見る&コードを書いて実践という流れで学習が進んでいきます。
とにかくお手軽に始められるのと、ゲーム感覚で楽しめるので、ぜひやってみて下さい。
次のステップ
JavaScriptを通してプログラミングの基礎を身につけることができたら、次のようなことに挑戦してみましょう。
RPGツクールMZ(MV)を使っている場合
JavaScriptの知識をそのまま使って、プラグインを作ることができます。
プラグインを作ることで、バトル画面を自分の好きなように変更したり、オリジナルのイベントを追加したりすることができます。
RPGツクールMZ(MV)のプラグインの作り方は以下の記事が参考になるでしょう。
Unityを使っている場合
UnityではC#というプログラミング言語を使うので、C#を学習してみましょう。
「Unity × C#」で書かれている本(プログラミングなしで書かれていない本)の中から進められそうだと感じたものを買ってみることをオススメします。
いきなり難易度の高いものに挑戦するのではなく、自分のレベルに合ったものを選択しましょう。
サーバのあるゲームを作りたい場合
ソーシャルゲームやプレイヤー同士で共有するランキングなどを作ってみたいという場合はPHPもしくはRubyというプログラミング言語を学んでみるといいでしょう。
JavaScriptと組み合わせることで一気に出来ることが広がる言語でもあります。
サーバの処理を作るのに、現在の主流はこの2つです。覚える難易度はあまり変わらないのでどちらを使っても問題ありません。
サーバをレンタルした時など、PHPは最初から動く状態になっていることが多いです。サーバ構築の知識がなくても動かせるという点では、初心者向きと言えます。
ただし、サーバのレンタルにはお金がかかります。
開発をする時はローカル環境を構築することで手元のPCのみで開発できます。
こちらもドットインストールなどで構築方法を知ることが出来ます。
プログラミングは学ぶものが多い?
学習サイトを見て、プログラミング言語の種類の多さにびっくりした方も多いのではないでしょうか?
プログラミング言語にはそれぞれ得意や不得意があり、必要に応じて使い分けていきます。
1つだけを極めて仕事にしている人もたくさんいますが、複数の言語を扱わなければいけないことは多いです。
基礎の部分はおおむね共通しているので、1つ身につければ次の言語を覚えるのにそんなに苦労することはないです。
身構えずに、気軽にプログラミングの世界に足を踏み入れてもらえれば嬉しいです。